2013.08.20 TUE
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vs千葉ロッテ 第14回戦

首位・イーグルスに2夜連続のサヨナラ勝ちを決め、勢いを吹き返したライオンズは、QVCマリンに乗り込み、マリーンズとの3連戦を迎えました。初戦は0対4の完封負けとなりましたが、連戦が続く夏場に必要な戦力が活躍する一戦でした。

ライオンズ打線の中で奮起したのは、今日1軍に登録されたばかりの上本。7番・一塁手でスタメン出場となった上本は2回表、相手先発・グライシンガーが投じた外角の直球を捉えると、打球は中堅手の前に転がり、これがチーム初安打となります。

さらに4点を追う5回表の第2打席は、初球攻撃で外角高めの直球をはじき返し、2打席連続となる中前安打を放ちました。

試合の途中からは守備位置を変え、マスクをかぶった上本。3打数2安打と今季初の複数安打を記録した打撃に加えて、守備でも複数の役割がこなせる貴重な戦力であることを大いにアピールしました。

投手陣の中では、岡本洋が躍動感のある投球を見せました。3回裏、2死1,2塁でマウンドに上がると、最初の対戦相手・里崎には適時打を許しますが、続く岡田は捕ゴロに打ち取って最少失点で切り抜けます。4回裏は1番から始まる相手の攻撃を無失点に抑えると、5回裏は角中、ブラゼル、鈴木と続く3人の左打者に対し、球威のある直球と、大きな変化球を駆使して3者凡退に切って取ります。

6回裏も、2死から安打と盗塁で得点圏に走者を背負いましたが、後続を断った岡本洋。7回裏は1死から1塁ベース直撃の内野安打と四球で2死1,2塁とされますが、鈴木を左飛に仕留めてこの回も追加点を許しません。8回裏もマウンドに向かった岡本洋は、テンポ良く2死まで持ち込むと、荻野貴に対してはフルカウントからの6球目、外角低めに144キロの直球をズバッと投げ込み見逃し三振を奪いました。

味方の反撃を信じて必死に腕を振り、5回1/3を87球、被安打4、奪三振2、与四球1、無失点に抑えたロングリリーフ。他の救援投手陣の消耗を防ぐ力投でした。

上位進出に向けて、負けられない戦いが続きます。明日は十亀を序盤から援護して、勝利を収めましょう!

渡辺監督コメント

涌井は大事なゲームを任せられない。
今日はこういうゲーム展開だったから、岡本(洋)を長いイニング投げさせられた。
今後は岡本が先発にまわる。

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