

怪物・松坂大輔が加入した投手陣は強力だったが、善戦するも2位に終わり、大砲不在の打撃陣が低調でリーグ3連覇を逃した。
投手陣は、盤石であった。松坂を筆頭に、西口文也、石井貴、豊田清の先発4本柱が10勝以上を挙げ、中継ぎでは橋本武広、デニーが見事に機能し、かつての日本ハムのエース西崎幸広が新ストッパーとして活躍した。
打撃陣は、低迷した。3連連続の盗塁王、打率3割を達成した松井稼頭央がチームを引っ張るものの、マルティネスの抜けた打線は大砲が不在で年間89本塁打に終わり、得点力が著しく低かった。
松坂は新人離れの投球で開幕から勝ち星を重ね16勝5敗、防御率2.60の文句なしの成績で新人王と高卒新人としては宅和本司(南海)以来45年ぶりに最多勝のタイトルを手にした。
150キロを超える速球と高速スライダーを織り交ぜた投球はファンを魅了し、天才打者・オリックス・イチローとの対決は「平成の名勝負」としてファンの目をくぎ付けにした。
終盤戦、抜群の投手力で首位ダイエーを猛追した西武。6月下旬からの2ヵ月半で9ゲームの差を詰めたが0.5ゲーム差で首位に躍り出ることはできず、最後は失速し惜しくも優勝を逃した。
監修:杉山茂(スポーツプロデューサー)
「栄光へ Hit!Foot! Get! 」
最優秀新人:松坂大輔
最多盗塁:松井稼頭央
最多勝利:松坂大輔
| 選手名 | 打率 | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
| 松井稼頭央 | 0.330 | 135 | 539 | 87 | 178 | 29 | 4 | 15 | 67 | 32 |
| 選手名 | 防御率 | 試合 | 勝利 | 敗北 | セーブ | 完投 | 完封 | 投球回 | 奪三振 | 失点 |
| 松坂大輔 | 2.60 | 25 | 16 | 5 | 0 | 6 | 2 | 180 | 151 | 55 |
| 石井貴 | 3.07 | 26 | 13 | 8 | 0 | 4 | 1 | 178 | 108 | 62 |
| 西口文也 | 3.41 | 29 | 14 | 10 | 0 | 7 | 3 | 179 | 141 | 72 |
| 西崎幸広 | 3.41 | 33 | 2 | 1 | 20 | 0 | 0 | 34 | 36 | 13 |
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