2007年
屈辱!26年ぶりのBクラス

5位でシーズンを終了し、26年ぶりのBクラスに沈んだ。

シーズン開幕前、スカウト活動における不祥事が発覚。重苦しい雰囲気を残したまま開幕を迎え、チームの試合ぶりは低迷が続いた。

特に3年目を迎えたセ・パ交流戦での10連敗が響き、王者西武時代を知るファンにとって想像しがたい5位という成績でシーズンを終えた。

投手陣では涌井秀章が17勝を挙げ最多勝のタイトルに輝くなどエースとして成長した。

新人の岸孝之も11勝を挙げる活躍でチームに貢献した。しかし、松坂大輔の抜けた影響は大きかった。

打撃陣では、前年に引き続きカブレラ、和田一浩、中島裕之が好調、片岡易之が盗塁数38で盗塁王に輝くなど、確実に地力を増したように見えた。

交流戦で狂った歯車はシーズン中に噛み合うことがなく、低迷したままシーズンを終え、伊東監督が辞任、渡辺久信監督の就任が発表された。

シーズンオフ、打線を支えてきたカブレラ、和田の両主砲がそれぞれオリックス、中日に移籍した。

監修:杉山茂(スポーツプロデューサー)

スローガン

「心をひとつに、力をひとつに。」

取得タイトル

最多盗塁
片岡 易之
最多勝利
涌井 秀章

主力選手成績

打者

選手名 打率 試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁
和田 一浩 0.315 138 501 77 158 23 1 18 49 7
中島 裕之 0.300 143 533 68 160 28 5 12 74 9
カブレラ 0.295 119 441 51 130 15 0 27 81 0

投手

選手名 防御率 試合 セーブ 完投 完封 投球回 奪三振 失点
涌井 秀章 2.79 28 17 10 0 11 1 213 141 71
岸 孝之 3.40 24 11 7 0 2 2 156 142 62

順位

順位 チーム
優勝 日本ハム 144 79 60 5 0.568 -
2 ロッテ 144 76 61 7 0.555 2.0
3 ソフトバンク 144 73 66 5 0.525 6.0
4 楽天 144 67 75 2 0.472 13.5
5 西武 144 66 76 2 0.465 14.5
6 オリックス 144 62 77 5 0.446 17.0