2015年
個々の活躍は光るものの、屈辱の2年連続Bクラス

田邊徳雄監督代行を新監督として再始動した新シーズン。
エース岸孝之が故障で出遅れるものの、開幕5連勝とスタートダッシュに成功。前半戦は投手陣では武隈祥太・増田達至・高橋朋己の勝利の方程式が試合終盤に盤石の活躍を見せ、打撃陣では秋山翔吾が安打を量産。投打がかみ合い6月終了時点では8つの勝ち越しに成功するが、7月に悪夢の13連敗。球団ワースト記録を更新する大型連敗が最後まで響き、69勝69敗5分の4位でシーズンを終えた。

個人の記録に目を向けると、秋山翔吾がプロ野球新記録となるシーズン216安打の偉業を達成。中村剛也は通算300号本塁打・通算1,000本安打、さらにプロ野球新記録となる通算16満塁本塁打を達成し、本塁打王・打点王の二冠を獲得。
中継ぎとしてシーズンを通じてフル稼働した増田達至が最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。
若手ではドラフト1位ルーキーの高橋光成が史上最年少の月間MVPを獲得するなど5勝をあげ、森友哉が17本塁打を放つなど次代のライオンズを担うスター候補選手が頭角を現した。
一方、ライオンズそしてプロ野球界を盛り上げてきた西口文也、森本稀哲がユニフォームを脱いだ。その功績は今後も長くファンの間で語り継がれるだろう。

屈辱の2年連続Bクラスに沈んだ2015シーズンだったが、明るい兆しも見えた。この悔しさを胸に来季の巻き返しを誓う。

スローガン

「ガチ!マジ!LIONS2015」

取得タイトル

最優秀中継ぎ投手
増田 達至
最多本塁打
中村 剛也
最多打点
中村 剛也
最多安打
秋山 翔吾

主力選手成績

打者

選手名 打率 試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁
秋山 翔吾 0.359 143 602 108 216 36 10 14 55 17
森 友哉 0.287 138 474 51 136 33 1 17 68 0
中村 剛也 0.278 139 521 82 145 35 0 37 124 1
浅村 栄斗 0.270 141 537 88 145 19 2 13 81 12
栗山 巧 0.268 142 533 66 143 25 0 10 42 3

投手

選手名 防御率 試合 セーブ ホールド 完投 完封 投球回 奪三振 失点
十亀 剣 3.55 26 11 7 0 0 1 0 152 107 62
岸 孝之 3.02 16 5 6 0 0 5 0 110 1/3 91 40
菊池 雄星 2.84 23 9 10 0 0 0 0 133 122 48
増田 達至 3.04 72 2 4 3 40 0 0 74 62 26
高橋 朋己 2.92 62 2 3 22 14 0 0 61 2/3 55 21

順位

順位 チーム
優勝 福岡ソフトバンク 143 90 49 4 0.647 -
2位 北海道日本ハム 143 79 62 2 0.560 12
3位 千葉ロッテ 143 73 69 1 0.514 18.5
4位 埼玉西武 143 69 69 5 0.500 20.5
5位 オリックス 143 61 80 2 0.433 30
6位 楽天 143 57 83 3 0.407 33.5