2013年
記憶に残る終盤の8連勝、渡辺監督の集大成。

中島裕之の海外移籍に加え、主砲・中村剛也のケガによる不在で迎えた2013シーズン。
しかしながら開幕から打線が奮起し、4月は首位通過。若手・ベテラン・外国人と噛み合い、以降の首位固めを狙ったものの、その後交流戦で急失速。8月終了時点まで4位と苦しい戦いを強いられる。
迎えた9月、故障者も戦列復帰して戦力が整ったライオンズは怒涛の追い上げを見せる。
9月29日にシーズン9度目のサヨナラ勝ちを飾ると、そのままシーズン終了まで一度も負けることなく8連勝。
順位を一気に2位まで上げ、CS出場を決めた。

投手では右の野上亮磨がチーム最多タイの11勝、左の菊池雄星が9勝と次代を担う若手が成長。
年間通じて好調を維持した岡本洋介が先発・中継ぎとフル回転した。
打者では浅村栄斗が主砲・中村不在の間に4番を担い、打点王を獲得。
同じく期待の秋山翔吾とともにフル出場も達成し、共にゴールデン・グラブ賞にも輝いた。

なおこのシーズンをもって、勝利を追い続けながら、不動の主力、そして若手の積極起用でチームの底上げを図った渡辺久信監督の退任が発表された。

スローガン

「骨太! ライオンズイズム2013」

取得タイトル

最多打点
浅村 栄斗
最高出塁率
ヘルマン

主力選手成績

打者

選手名 打率 試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁
ヘルマン 0.319 144 518 74 165 22 3 4 55 40
浅村 栄斗 0.317 144 543 85 172 38 5 27 110 14
栗山 巧 0.279 144 527 77 147 29 3 12 73 6
秋山 翔吾 0.270 144 564 89 152 25 7 13 58 13
炭谷 銀仁朗 0.215 141 413 28 89 16 0 5 43 1

投手

選手名 防御率 試合 敗北 セーブ 完投 完封 投球回 奪三振 失点
牧田 和久 2.60 26 8 9 0 3 1 166 87 54
岸 孝之 3.08 26 11 5 0 3 2 178 1/3 138 63
十亀 剣 3.45 28 8 8 0 6 2 164 1/3 122 68
野上 亮磨 3.95 30 11 7 0 0 0 152 2/3 93 71

順位

順位 チーム
優勝 楽天 144 82 59 3 0.582 -
2位 埼玉西武 144 74 66 4 0.529 7.5
3位 千葉ロッテ 144 74 68 2 0.521 8.5
4位 福岡ソフトバンク 144 73 69 2 0.514 9.5
5位 オリックス 144 66 73 5 0.475 15
6位 北海道日本ハム 144 64 78 2 0.451 18.5