2012年
クライマックスシリーズ

2012年ファーストステージ

牧田が好投もむなしく、接戦を落とす・・・

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  福岡ソフトバンク
ホークス
0 1 1 0 0 0 0 0 0 2
  埼玉西武
ライオンズ
0 0 0 0 0 0 0 0 1 1

2012年10月13日 クライマックスシリーズファーストステージ第1戦 (西武ドーム)

投手

【西】●牧田
【ソ】○攝津 -ファルケンボーグ -森福

いよいよ始まったクライマックスシリーズファーストステージ。頂点を狙うため、ホークスを本拠地・西武ドームに迎え、ライオンズは牧田、ホークスは攝津の投げ合いで幕を開けた。
大事な初戦を任された牧田は、持ち前の強気な投球で相手打線に対峙。打ち取った当たりが安打になる不運もあり、3回までに2点をリードされるも試合を作る。

0対2で迎えた9回裏。ここまで得点を奪えなかった相手先発・攝津に代えて、ファルケンボーグをマウンドへ。するとここから打線がつながり、先頭の4番・中村が四球を選ぶと、5番・オーティズは左中間を破る二塁打を放つなど無死満塁に。サヨナラ勝ちの好機を作るも、代打・カーターの内野ゴロの間に1点を返すに留まり試合終了。ペーニャから3三振を奪うなど、5回表からは4イニング連続で3者凡退と大舞台でも臆することなく9回を一人で投げ抜いた牧田の好投むなしく接戦を落とした。

一挙7点を奪う猛攻などで試合を決める!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  福岡ソフトバンク
ホークス
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  埼玉西武
ライオンズ
0 0 7 1 0 0 0 0 X 8

2012年10月14日 クライマックスシリーズファーストステージ第2戦 (西武ドーム)

投手

【西】○岸-長田-ウィリアムス-岡本篤-涌井
【ソ】●武田-金澤-藤岡-柳瀬-岡島-岩嵜

これ以上負けられない第2戦は、岸が先発。
1回、2回と走者を出すも無得点に抑えられていたライオンズ打線は3回。四球と犠打、さらに相手の守備のほころびを突くなどして1死1,3塁の好機を生み出すと、2番・秋山が適時内野安打を放ち、まずは先制に成功。さらに3番・中島が直球を逃さず振り抜くと、右翼手の頭上を越える適時二塁打となり、さらに1点追加。2塁上で大きなガッツポーズを見せ、満員の西武ドームが沸いた。
その後、オーティズ、大崎、炭谷による3本の適時打と重盗が飛び出し、一挙7点を奪う猛攻で試合を決めた。先発・岸は6回無失点の好投。継投陣も無失点リレーでつなぎ、8対0と快勝、札幌行きに逆王手をかけた!

最終回に1点差に詰め寄るも敗退・・・

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  福岡ソフトバンク
ホークス
0 0 0 2 0 0 0 1 0 3
  埼玉西武
ライオンズ
0 0 0 1 0 0 0 0 1 2

2012年10月15日 クライマックスシリーズファーストステージ第3戦 (西武ドーム)

投手

【西】●石井-十亀-野上-岡本篤-涌井
【日】○大隣-岩嵜-森福-岡島

本塁打

【西】中村 1号ソロ、オーティズ 1号ソロ

札幌行きの切符に逆王手をかけ、迎えた大一番。
0対2と先制された直後の4回裏。相手先発・大隣に対し、先頭の2番・秋山が安打で反撃ののろしを上げるも、続く中島が倒れ2死走者無しに。好機がついえたかと思われたが、4番・中村に今ステージ1号ソロ本塁打が飛び出し、スタジアムの興奮は最高潮に。
8回表に追加点を許し1対3となり流れを失いかけるが、中堅手・秋山が9回表に小久保の大飛球を背走して滑り込み、フェンスに激突しながらもつかむなど好守で盛り立てる。
9回裏に先頭の5番・オーティズが、4番手・岡島から左翼席中段に飛び込む特大の一発を放ち秋山の好守に応え2対3と1点差に詰め寄るも、後続が倒れファーストステージ敗退が決定。全てを出しきり戦い抜くも頂点を狙った挑戦は終わった。

2012年ファイナルステージ

シーズン1位ファイターズと3位ホークスの対戦となったファイナルステージは、1勝のアドバンテージを含む3連勝で、ファイターズがクライマックスシリーズを制覇した。
初戦こそ先制点を許す展開となったが、先発した3投手が抜群の安定感で試合を作り、リーグ優勝した勢いそのままに、3年ぶりとなる日本シリーズへの切符を手にした。