2011年
クライマックスシリーズ

2011年ファーストステージ

試合後半の怒とうの追い上げで見事な逆転勝利!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
  埼玉西武
ライオンズ
0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 3 5
  北海道日本ハム
ファイターズ
2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2

2011年10月29日 クライマックスシリーズファーストステージ第1戦(札幌ドーム)

投手

【西】涌井-グラマン-岡本篤-○牧田
【日】ダルビッシュ-増井-武田久-石井-●榊原-林

大事な初戦にエース・涌井を送り込むも、初回、四球と安打から1死1,2塁とされると、連続適時打を浴び、2点を奪われる。涌井は6回に降板するが、2番手・グラマン、3番手・岡本篤と継投し、ピンチを脱出。すると直後の7回、フェルナンデスが右前適時打を放ち、1対2と詰め寄り、土壇場9回には2死1,2塁の場面で、6番・浅村が値千金の右前適時打を放ち2対2、試合は延長戦へともつれ込む。
11回、相手5番手・榊原から無死満塁と絶好のチャンスに、フェルナンデスが今日4安打目となる中前2点適時打を放ち均衡を破ると、途中出場の8番・星孝も犠飛を放ち5対2。一 気に3点を勝ち越すと、最終回を牧田が締め、試合終了。序盤の劣勢をはねのけて見事逆転勝利を収めた。

「最下位からの挑戦」はまだまだ終わらない!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  埼玉西武
ライオンズ
0 0 0 0 1 0 0 1 6 8
  北海道日本ハム
ファイターズ
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

2011年10月30日 クライマックスシリーズファーストステージ第2戦(札幌ドーム)

投手

【西】○西口-石井-牧田
【日】武田勝-ウルフ-●石井-増井-宮西

本塁打

【西】中村1号3ラン
【日】ホフパワー1号ソロ

ファイナルステージへ王手を懸けて迎えた第2戦。3回までピンチを背負いながらも要所を締める先発・西口だったが4回、ホフパワーにソロ本塁打を浴び1点を先制される。
援護したい打線は直後の5回、秋山が適時打を放ち1対1の同点とし、迎えた8回表。この回から登板した相手3番手・石井から2つの四球を選ぶなどして2死1,2塁とすると、ここで代わった増井から4番・中村が痛烈なライナーを放ち、これを相手二塁手がこぼす間に2塁走者が生還し、2対1、勝ち越しに成功する。
その裏、西口は連打を浴び降板するも、代わった2番手・石井一は糸井を三振に仕留めるなど絶体絶命のピンチを脱する。
相手の流れを断ち切ると、9回に打線が爆発。一挙6点を奪い8対1と試合を決め、最後は守護神・牧田が締めて試合終了。

札幌でのファーストステージを2連勝で突破し、ファイナルステージの行われる福岡への切符を手にした。

2011年ファイナルステージ

「勝利への執念」を体現するも、惜しくも得点を奪うことができず・・・

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  埼玉西武
ライオンズ
0 0 0 0 0 0 1 1 0 2
  福岡ソフトバンク
ホークス
0 0 2 0 0 2 0 0 X 4

2011年11月3日 クライマックスシリーズファイナルステージ第1戦(ヤフードーム)

投手

【西】●帆足-岡本篤-グラマン-野上-ミンチェ
【ソ】○和田-ファルケンボーグ-馬原

本塁打

【西】中村1号ソロ

序盤から中盤にかけてなかなか得点を奪えずリードを許す展開。
0対4で迎えた7回表、ここまで3安打に抑えられていた相手先発・和田に対し、1死で迎えるは4番・中村。直球を振り抜くとファイナルステージ1号ソロ本塁打となり反撃ののろしを上げる。
1対4で迎えた7回裏、2死1,2塁とピンチの場面でマウンドに上がった4番手・野上は、直球でカブレラを打ち取りピンチをしのぐと、続く8回は5番手・ミンチェが多彩な変化球で打たせて取り、堅い守りを見せる。

相手に1勝のアドバンテージがあるだけに初戦を落としたくないところだったが、終盤の反撃も及ばず2対4で敗戦。

ライオンズに残された道は4連勝するのみ・・・

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  埼玉西武
ライオンズ
0 2 0 0 0 0 0 0 0 2
  福岡ソフトバンク
ホークス
1 0 0 0 0 2 0 4 X 7

2011年11月4日 クライマックスシリーズファイナルステージ第2戦(ヤフードーム)

投手

【西】●岸-石井-ミンチェ-牧田
【ソ】○攝津-森福-馬原

本塁打

【ソ】松田1号ソロ、松中1号満塁

絶対に負けられないファイナルステージ第2戦は、2回に1対1の同点に追い付き、なおも1死2塁と好機で打席には、昨日代打で登場し打点を挙げた大崎。相手先発・攝津の外角へのシンカーをうまくさばき打球は二遊間を抜ける当たりとなり、2塁走者が生還して2対1、勝ち越しの適時打を放ちリードを奪う。
しかし6回、2点を返され勝ち越しを許すと、8回にも追加点を許し連敗。ホークスに、クライマックスシリーズ制覇へ王手をかけられる。

眼前で胴上げを見せ付けられた借りを返すべく臨んだファイナルステージも悔しい3連敗での敗退・・・

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
  埼玉西武
ライオンズ
0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
  福岡ソフトバンク
ホークス
0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1X 2X

2011年11月5日 クライマックスシリーズファイナルステージ第3戦(ヤフードーム)

投手

【西】涌井-石井-●牧田
【ソ】杉内-金澤-森福-○馬原

日本シリーズに進むためには4連勝のみ。先発のエース涌井に全てを託した第3戦。
その涌井は、初回を難なく3人で切って取ると、5回まで許した走者は四球で出した松田のみ。いずれも打者3人で仕留める快投を見せる。
6回、連打と犠打で1死2,3塁とされるが、中堅手・熊代の好捕もあり無失点。7回はカブレラを併殺打に仕留めると、8回は無死1,2塁の場面で自らの好フィールディングで犠打を阻止するなど、要所を締める内容で、緊迫した投手戦を展開。

延長10回表、遂に均衡を破り1点をもぎ取るもその裏、長谷川に同点打を放たれると涌井はここで降板。延長12回に及んだ死闘の末に敗れ、これでホークスに3連敗となり、日本シリーズへの道は閉ざされた。